作成日 2020年1月17日
              作成者 学士(工学) 牧野耕治
              見直日 2023年12月20日
                     
  つくば隕石落下の目撃とその解析による新事実の発見  
                     
1. 地球の重力は、自転する質量の回転力により突入した隕石の経路を曲げた。  
2. 氷の含有の多い隕石であったので、空力加熱により大量の氷を数秒の内  
  に蒸発させた。その氷の質量と速度に相当する運動量を隕石の高温の    
  岩石部に移して超高速度の光球となって飛翔した。この光球とは、太陽の  
  光球とは関係なく煙も雲も無い光の球のことで、これも火球と呼ばれるか    
  もしれないがここでは、区別をして説明する。       2021年12月14日
3. 巨大閃光している時の火球の速度は、マッハ6に達し、超高速の光球に    
  なったときの速度は、マッハ52.4 (17.8km/s) であった。     2021年5月27日
4. 空力加熱により超高温となった光球 は、自然落下していたため無重力    
  状態となり表面張力により球となった。そのことにより液体となっていた    
  ことが推測される。             2021年5月21日
5. 超高速超高温の光球の光りは、空力加熱され紫外線発光に達して流入    
  する周囲の大気の窒素を励起して発光させていたと推測される。      
  そのため大きく見えた。           2021年5月28日
6. 高度が下がると空気濃度が上がり、空気抵抗で落下速度が下がり無重力  
  状態が取れて光球は、炸裂した。         2021年12月14日
7. 超高温熔融物質は、横に広角に広がった黄橙色の三角形の形状になった。  
  さらに広がり橙色の発光をし拡散して微粒化し地球大気の酸素と反応して  
  爆発した。爆発圧力で大轟音を発生させ、すぐに隕石雲を発生させた。 2021年12月14日
8. 熔融物質のほとんどは、隕石雲になり、残りの重い物は、赤い光の曲線群  
  となり、さらにその曲線群の先端が残り赤い光の粒となり横に間隔をあけて  
  広がって落下した。隕石雲は、熱せられた空気と共に上昇し きのこ雲と    
  なった。赤い光の粒は、冷えて黒い粒になり横に並んで落下していった。 2023年6月7日
9. 光球は、進行方向左斜めに炸裂したので、比較的大きな隕石は、炸裂し    
  拡散した並びで地上に落下した。         2021年12月13日
10. 爆発の大きさは、TNT換算で259.8トンであった。       2023年12月20日
                     
                     
  つくば隕石落下の目撃とその解析による成果  
                     
1. 隕石経路の変移から隕石速度を導いた。          
2. 空力加熱された物質温度と発光波長の関係式が、導かれた。      
3. 隕石落下経路図を作成した。平面経路図、高度経路図、        
  方角・仰角経路図、三種類の経路図を作成した。        
4. 隕石大気突入角度、大気突入速度を得た。         .
5. 隕石の進行方向速度、音速度と空力加熱温度を算出し発光状態の      
  表を作成した。             2020年8月31日
6. 隕石変化の各段階での隕石速度と質量、放出物質の質量を推定した。    
7. 落下地点が判明していれば、地上からの目視観測により隕石経路が、    
  推定可能であることを証明した。            
8. 隕石炸裂後の熔融物質の大きさを図形解析により推定した。   2020年8月3日
9. つくば隕石と同様なタイプの隕石が過去に成分分析されその化学組成を    
  つくば隕石の化学組成と想定し爆発圧力を推定した。     2023年6月7日
10. 得られた熔融物質の大きさと爆発圧力から爆発音の大きさや爆発      
  の大きさを推定した。           2021年12月2日
11. 隕石雲や火球の大きさと質量、巨大黒雲や飛行雲の質量について      
  も推定した。             2020年8月3日
12. 隕石落下のアニメーションを作成し、落下経路の時間的な推移を      
  確認した。             2021年12月14日
                     
文末にある日付は、追加または、訂正した日を示す。     2021年12月13日